ミニミュンヘンについて

その仕掛けと子どもたちにとっての醍醐味、私たちの願い

「ミニさくら」のモデルである「ミニミュンヘン」は30年前にはじまり、近年は隔年にオリンピック競輪スタジアムにて夏休みに開催されています。「ミニさくら」の何倍ものパワフルな様子は、子どもパワーが中心のようです。なにしろ聞くところによりますと毎日2000人の子どもの参加があり、それに対して60人の大人サポーターで「まち」が成り立っているということですから。

■今年は8月1日〜19日の3週間に「ミニミュンヘン」が開催されます。

この参加人数の多さに比べて大人の参加者の少ないこと、子どもたちが新街区の設計協議(コンペ)をしていたりすること、地域の市場が挙げて食材の提供に協力していること、行政としてミュンヘン市がどのように関わっているのか、地元企業などからの協賛など、長年の活動ならではの知恵がどのように詰まっているのか・・・。そんな細部をていねいに体感・体験してきたいと思っております。

中村がミニミュンヘンと出会ったときの様子を冊子にまとめています。みなさんにも手に取っていただけるよう1枚同封します。全文はこのサイトにも公開しています。どうぞご覧ください。

■「子どもがつくるまち」ミニミュンヘンが脚光を浴びています。

いま、早稲田大学の卯月盛夫先生による「ミニミュンヘン研究会」によるDVDが売れています。そうです、ミニミュンヘンは流行っています。

また、日本にペタゴギッシュアクションの人たちを紹介した千葉大学の木下勇先生は、6月10、11日の「ドイツ・日本子どもの参画交流会」の実行委員長として、交流会を企図、実施して関東一円から200人を超える会議で子どもがつくるまちを担う人たちの人的交流を進め、成功に導かれました。

目指すのは「楽しいことをするなかで、子どもたち自身が考え、行動して、子どもたち自身がその結果を受け入れる」ためのより良い場づくりをすることです。私たちが「ミニさくら」を通して実現したいことを、より多くの「子どもがつくるまち」づくりに関わる人たち、まだ見ぬ多くの人たちと共有して行きたいと思います。


ミニさくら研究会

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