ルーカスは、パンの製造会社の社員さんですが、今年は仕事を休んで2週間、ミニミュンヘンに付きっ切りです。
ルーカスとミニミュンヘンとの出会いは、前回2004年のミニミュンヘンでそのパン製造会社がミニミュンヘンのスポンサーのひとつになって、そのときに会期の半分の2週間、ミニミュンヘンに派遣されてきたのだそうです。
そこで、このミニミュンヘンとであって、これは面白くて大切な取り組みだ、と今回は自費(?)で参加したんだそうです。
興味深いのは、キッチンでのルーカスの振る舞いです。
子どもたちに何かあったとき、プロのシェフが(大人同士の)上下関係で指示を出すように、てきぱきと指示を出し、子どもたちも男女問わず「イエス・サー(とはドイツ語なので言いませんが)」とばかりに、自分の仕事をこなします。
何もなくても、通りすがりに、たとえば洗い場で洗い方が雑になっている子どもを見かけたら、実際にやってコツを一瞬見せて、あとはやってみろ、とばかりに仕事を任せます。
(僕たちは今回のミニミュンヘンの最終局面・・きょうが最終日です・・しか見ていませんが)職能のプロとしての大人とミニミュンヘン市民たる子どもとが、対等の関係で互いに敬意を払っているように見えました。
ルーカスは、ミュンヘンの市章をあしらったバッジを桃ちゃんがつけているのを見つけて、とても喜んでくれました。
ミュンヘンに誇りを持って、ミニミュンヘンの子どもたちに敬意を払って、ミニミュンヘンと関わっている様子が、所作の一つ一つから感じられました。
■ 目次にもどる ■
■16日(1日目)■
カーラさんと「縁日」に行ってきました
英語版の案内チラシが出来ました!!
■17日(2日目)■
協力団体に、企業やNPOと並んで「警察」が!
ミュンヘン在住の日本の方との出会いとブログ
■18日(3日目)■
子ども市民の手によって、姉妹都市の提携が!
キッチンの仕事をプライドを持って行うギリちゃん
■19日(4日目)■
キッチンのルーカス
ミニさくらの紹介プレゼンで、大爆笑
■20日(5日目)■
ミニミュンヘンの閉会総会、そしてエナジーバー
都市緑化&ガーデニングブース担当のマークス
■21日(6日目)■
Mu−TVのダイジェスト版、もらいましたヨ
カーラさんに、一日まちを案内していただきました。
■22日(7日目)■
子ども大使のかなちゃんから
日本に、佐倉に帰ります
|
copyright (c) ミニさくら研究会 All Rights Reserved