ミニさくらの仕組み

ア)まちの仕組み

子どもたちが1つのまちを創りあげることを遊びとして体験する子どものまち。18歳までの子どもだけが参加できます。

子どもたちは「市民」となって好きな仕事に就き、独自の通貨でお給料を稼ぎ、それを自由に使うことができます。お店、郵便局、新聞社、市役所などの職場が用意されるほか、市議会や市長を決める選挙も開催され、子どもが家を買ったり起業をしたり、結婚もできます。

  1. はじめに、受付で「市民カード」を受け取ります(市民権を得る)
  2. 職安に行ってやりたい仕事を選び「仕事カード」を手に入れます
  3. 好きなだけ仕事をしたら銀行で給料をもらいます(時給600モール)
  4. 稼いだモールで食事やショッピングなどに使っても良いし、再度職安で新しい仕事を選んで再就職してもよいでしょう
  5. お金を貯めてお店を出(起業)してもよいし、家を買ってもよいのです。


市民カード


50モール札

紙幣は、今回も子ども達が趣向を凝らして、デザインしました。全部で5種類(50・100・500・1000・2000モール)あり、発行枚数では100モールが圧倒的に多いです。2000モールは幻の紙幣?です。前回までは、すぐに紙幣が足らなくなり、何度となく刷り増しを行いました。今回は出来るだけ紙幣を流通させるように、商品金額を少し高めに設定して、子ども達の手元に貯めないようにしました。

イ)まちの配置、配置替え

中志津中央商店街「アイアイモール」は、車の入らない商店街で商店の前面には2メートル程のアーケードになっています。主にそのアーケード下で空き店舗の前などに、ブース(お店)を配置しました。

第1回を開催した時に、公園側の入口付近が受付、職安、銀行と子どもたちが集中してしまったため、今回は受付の反対の入口に職安、銀行を配置しました。その結果、子どもたちは受付後にその日のブースの出店状況を見ながら職安に行くことができたり、列が崩れにくくなりました。何よりも子どもたちが適度に分散できた様に感じます。それぞれのブースは、公共施設、工房、飲食、遊び、おとな、公園のようにある程度のグループに分けて配置しました。

商店街の中は比較的よく配置できた感じですが、道路を挟んだ公園にステージ、ホームセンター、工務店などを配置できましたがPR不足か、ブースの数が少なかったためか、子どもたちの流れが少なかったようです。自治会センターは前回映画館などもあったのですが今回は病院だけだったため利用者は少なかったようです。

じつは、開催中に会場内にたこ焼き屋台や花売りなど露天商の方々がほぼ毎日来ていました。大人も子どもも屋台をよく利用してくれていたためか、問題はほどんどありませんでした。

 

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